大日影トンネル(2008.9.2)

Photo by かずママ

明治36年に開通した中央本線のトンネル。
平成9年に役目を終え、平成19年に遊歩道として開通しました。

深沢口側入口
こちらから行く時は、目の前にあるワインカーヴ案内所に車を停められます。
通行時間 9〜16時

↑の橋の下(右側)には河川隧道が
→解り難い?
↓なら解るかな?
中央本線建設に伴い造られ、
大日影トンネルと同じ工法、材質で、英国式のレンガ積みで造られています。





橋の左側から下を見ると・・・

トンネルへ突入!
涼し〜〜〜〜い(*^▽^*)

暗い・・・

出口が見えないぞ〜

トンネルは約1.4キロ続いてます。
のんびり歩いて約30分






架線支持点番号
トンネルの外では電柱番号と言われてるもの

トンネル内には、保守点検を行う作業員のための待避所が36か所あります。
一時的に身を寄せるための小さな待避所↓が29か所。沿線電話機を設置した中規模の待避所が5か所。休憩もできる大きな待避所が2か所設置されています。




湧水、レンガ排水路

深沢口寄りにある約330mの開渠水路は、
トンネル内の湧水対策のために造られました。



距離標
東京駅を起点とした距離を示し
500メートルおきに設置されてます
(109.5km)

大きな待避所

勾配標
線路の勾配の変更点に設置


やった〜 
やっと半分


照明スイッチ

もしこれを押したら真っ暗?
誰も歩いてないし怖いぞ〜〜〜〜
でも押してみたい(笑)

トンネル内には監視カメラが設置されているので
やってみたくても、やらないように(笑)
トンネルに使われているレンガは牛奥村(旧塩山市)で現地の土を使って焼かれた物を使用。
積み方は、一段ごとに縦と横を交互に積む英国式。


断層により岩盤が弱い場所は
花○岩(写真撮ってきたのに、ピンボケで真ん中の字が読めなかった(^^ゞ)で補強されています。




壁に書かれてた数字
いったいこれは何???
両側に20くらいまで書かれてたかな?


ベンチマーク
測量の基準点


出口がだんだん近くなってきた〜
でも、見えるのになかなか辿り着かないのだ〜


やっと出口v(*'-^*)bぶいっ♪


勝沼ぶどう郷駅側入り口





トンネル内のレールは平成9年まで使用していた当時のまま。

中学の時に電車通学をしてた私は、電車がストになると学校までレールの上を歩いて通った。(相模線だからできた?(^^ゞ)
レールの上から落ちないで一駅歩けるか!なんてやってた。懐かしくてレールの上を歩いてみたら・・・
(・・∂) アレ? 1mも歩けず落下(f^^)
レールの幅は昔と変わってないはずなのにな〜





駅側は新旧のトンネルの入口が並んでます。
電車が通ってる時に撮りたいね〜
と待つ事10分?15分?
w(゜o゜)w オオー! 電車の音だ!

通ったのは←上り(T_T)

諦めて駅に向かったら来た!
あと3分待ってれば・・・


ぶどう郷駅側入り口は
ここから5分ほど


ぶどう郷駅の近くに展示されていた
電気機関車


トンネル内を戻ってもいいのだが、私達はタクシーで案内所まで戻りました。
ぶどう郷駅から案内所までタクシーで1430円



勝沼トンネルワインカーヴ

平成9年まで中央本線が走っていたトンネルが、平成17年に勝沼町に無償で譲渡され、ワインカーヴ(貯蔵庫)として生まれ変わりました。
全長1105.7m、高さ4.9m、幅3.6mの坑内には貯蔵ラックが置かれ、手前200mは個人用、奥900mはワイナリー各社のセラーとなってます。

中には入れないのだと思っていたら、
タクシーの運転手さんが「案内所に声かければ見せてもらえるよ」と教えてくれました。


見学できるのは個人用のラックが並べられてる手前まで





入り口を開けた途端
ひえぇぇぇ  (((p(>◇<)q))) サムイー!!
庫内は13℃!

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