南足柄市では、「南足柄市郷土資料館」と「瀬戸屋敷」でひなまつりが行われています。
どちらも入場無料ってのは嬉しい!
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森のひなまつり
日時 2月14日〜3月30日 午前9:00〜午後4時
場所 南足柄市郷土資料館
南足柄市広町1544番地 0465-73-4570
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郷土資料館には、御殿飾り13組・源氏枠飾り1組・段飾り25組
親王飾り8組・ケース飾り5組・軸飾り1組 計53組が飾られています。
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大正期の木目込み人形の雛飾り
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お内裏さま・おひなさま
お内裏さまは「お殿さま」「親王」とも呼ばれ、貴族や高貴な身分の人が着る束帯を着て、笏と太刀を持ち、冠をかぶっています。
おひなさまは、「お姫さま」の事です。何枚も色重ねを重ね、その上に上着、唐衣を着て、裳を締め、袴をはいています。髪は大きくふくらませた垂髪に冠をつけ、手には緋扇を持っています。
並び方は、昭和初めの頃までは今とは逆で、向かって右にお内裏さま、左にお雛さまを飾っていました。関西では今でも伝統的な置き方をしているようです。 |
三人官女
お雛さま専属のお付の侍女です。侍女と言っても、当時のキャリアウーマンで、詩を詠み、楽器を奏で、いろいろな行事の手配をする多彩な才能の持ち主でした。また、どの位置とは決まっていないようですが、官女の中の一人には眉がありません。昔の風習では、結婚すると眉を剃り落とし、鉄漿をしました。
持ち物は向かって右から、長柄の銚子(柄の長い白酒をつぐ道具)、三宝(杯を乗せる台)または島台(大小の杯を重ねたもの、最近では松竹梅の盛り花)、加えの銚子(柄のない手持ちの白酒をつぐ道具)です。 |
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五人囃子
五人囃子は単なる楽器を演奏する楽団ではなく、彼らは元服前の貴族の子弟たちで、才能を認められると元服後に宮中に就職できるのでした。
向かって右から謡の役、笛・小鼓・大鼓・太鼓の奏者と能楽の囃子方と同じ構成になっています。江戸時代中期に一番早く雛人形の一員となりました。
大名雛の中には雅楽(篳篥・笙など)を演奏しているものもあります。 |
左大臣・右大臣
本来は随身と言い、身分の高い人の護衛のため、勅宣によってつけられた近衛兵の官人を指します。お殿さま(お内裏さま)のお供をしたり、時には恋の橋渡しをしたりと、いろいろな仕事をこなしました。
向かって右に髭の老人(左大臣)、左に若人(右大臣)で、二人とも背中に矢羽根、左手に持ち矢、右手に弓を持ち、太刀を下げています。 |

昭和初期の木目込みのひな飾り
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三人仕丁(衛士)
宮中の雑用係です。
向かって右に立傘を持った老人、中央に沓を持った若人、左に台傘を持った中年の人を配置します。また、右から笑ってる人、泣いてる人、怒ってる人と庶民の喜怒哀楽を表しているものもあります。
関西では、向かって右から箒を持って笑う人、中央にちりとりを持って泣く人、左に熊手を持って怒る人となるようです。
左近の桜・右近の橘
京都御所の紫宸殿の前方には、左右に桜と橘が植えられています。ひな段に飾られる桜と橘は、これを模しています。
昔、天皇の左(東)を守る近衛兵を「左近衛」、右(西)を守る近衛兵を「右近衛」と呼びました。ここから「左近の桜」「右近の橘」と呼ぶようになりました。
桜は花といえば桜を意味するほど日本を代表する花で、橘は常緑で黄金色の実がなる事から不老不死の「常世国」の木とされます。 |
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菱餅
緑と白とピンクの三色の菱餅にも由来があります。緑は草萌える大地を、白は雪の純白を、ピンクは桃の花で、桃には魔除けの力があるとされていました。
餅の緑色は蓬で、ピンクは梔子で染められ、白い餅には菱の実を入れます。香りの強い蓬は古来より厄を祓う薬草として知られていて、「桃の節句」に欠かせないものでした。ちなみに、蓬には造血作用、梔子には解毒作用、菱の実には血圧低下作用があるそうです。
白酒とひなあられ
白酒の由来は神様に供えるお神酒からきています。現在でも新嘗祭(11月23日)には「白酒」と「黒酒」は一対で供えられます。白酒は白濁した酒で、黒酒は白酒に臭木という植物を焼灰にして加えたものです。
また、ひなあられは、お米を蒸して乾燥させたものを煎ってふくらませたものです。三色の色付けがされていますが、その色については菱餅で説明した通りです。 |