伊勢原市 日向(2006.9.19)

Photo by かずママ


ネットでは今日から見頃を向かえたとあったが・・・
まだちょっと早かった。
今週末が見頃になるのでは?


日陰道の彼岸花











彼岸花は毎年、秋のお彼岸頃になると咲く花で、別の名を曼珠沙華と呼びます。佛教の梵語から来たもので、天界の美しい花を意味しています。
彼岸花は史前帰化植物で中国が原産地です。稲作に伴い入ってきたものと考えられています。この花が田の畦で咲いてるのは偶然ではなく、意味があります。
水を張った田の畦を、ノネズミやモグラに穴を空けられては水稲を育てる事はできません。そこで有毒な植物、彼岸花を畦に植え守ったのです。
彼岸花の球根にはアルカロイドといのリコリンを中心とした有毒成分が含まれているからです。
田の畦に、所狭しと咲く彼岸花を組み込んだのは、水の器、田を守る先人の知恵だったのです。













県能力開発センター付近の彼岸花










日向薬師

かつて日向山霊山寺といわれ、元正天皇の頃、僧行基によって開創されたと伝えられる、日本三薬師の一つ。鉈彫の本尊薬師如来三尊像を始め、薬師如来像、阿弥陀如来像、四天王、十二神将など25点の国の重要文化財があります。





幡かけ杉(樹齢800年)


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