相模原公園 水無月園(2006.6.13)

Photo by かずママ


2.327uの菖蒲田に、伊勢系17・江戸系35・肥後系66 計118品種 約26.000株が植えられています。

相模原市下溝3277番地
TEL 042-778-1653
相模原公園







江戸系ハナショウブ
江戸系ハナショウブは、江戸時代、尾張藩主徳川光友が、自分の江戸屋敷の庭で観賞するために、各地の野生のハナショウブを交配させたことが始まりのようです。江戸系は多種多様なハナショウブの縮図的な品種郡で、数も多く、菖蒲園向きの華やかな品種が多いようです。





肥後系ハナショウブ
肥後系ハナショウブは、江戸時代、肥後藩主細川斉護候が、松平菖翁よりハナショウブを分与され、これを熊本に送り改良したもので、江戸ハナショウブの系統にあたります。豪華で見ごたえのある花は、園芸用として愛好者が最も多く、日本のハナショウブを代表するものです。


伊勢系ハナショウブ
伊勢系ハナショウブは、江戸時代、紀州藩士吉井定五郎によって伊勢松坂に持ち込まれたのが始まりのようです。伊勢系は、独自の改良がなされたもので、江戸系・肥後系の品種との関連は明らかではありません。本来鉢植えようですが、露地植えにも適し雨風にも耐える品種です。






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